2011年11月07日
命の入り口 心の出口
昨日の講演の話を一部まとめますね
食育という言葉が一般的になりつつありますが・・・
わたしたちは、食育というと、「何を食べるか」
例えば、これを食べると健康になれるよ~
とか、こんなものばかり食べてると病気になるよ~
といった情報には敏感です
でも、食べたものは・・・
体内で、消化・吸収の道を通って体外に排泄されます
このとき大事なのが、何を出したか
自身の健康状態をチェックするためにも、便の状態を把握しておくことは大事
いい便(一般的には、バナナ様といわれてますね
)が出ている時は、腸内細菌のバランスがよく、体の免疫機能も充分に働いています
では、ここで考えてもらいたいのですが、この「食べる」と「出す」の間にあるもう一つ重要な行為って何だと思いますか

それは・・・
かむこと
しかし、かむということは、私たち歯科医師がどんなに大切さを訴えても、極めて日常的な行為のために軽視されているのが現状です
元神奈川歯科大学幸寿の齋藤 滋先生によると
卑弥呼の弥生時代と比べると、現代人の咀嚼回数は 1/6 食事時間は 1/5
食事1口当たりの平均咀嚼回数は 10.5回だそうです
では、かまなくなったことで起こっていることは・・・
日本歯科大学新潟生命歯学部がサルで行った実験だと
人参やリンゴなど栄養バランスを考えた餌を 片方にはそのまま もう片方にはミキサーでドロドロにして与え続けると・・・
1年半後には・・・
ミキサー食のほうは、歯石がついて歯肉から出血するひどい歯周病の状態
もう片方はというと、歯も歯肉も至って健康
よく噛むと唾液がしっかりでて、歯や歯肉を守ってくれるんですね~
これが、子供たちにも起こっています
給食は栄養がとれて、残さず早くたべられることを重視して、軟らかい食事が多いとのこと
子供たちの歯肉炎が増えないようにしないとですね
これは、2009年の日本アンチエイジング歯科学会での写真
この赤いジャケットをきた方おいくつだと思いますか

このとき102歳


福岡市の知的障害児通園施設「しいのみ学園」園長、曻地 三郎さん
小さい時は、虚弱体質だったそうですが、お母さんに1口30回噛みなさいと言われて
100年間
その教えを守っているそう
お若いですね~
かむことは、生きること
を証明してくださってます

食育という言葉が一般的になりつつありますが・・・
わたしたちは、食育というと、「何を食べるか」
例えば、これを食べると健康になれるよ~



でも、食べたものは・・・
体内で、消化・吸収の道を通って体外に排泄されます

このとき大事なのが、何を出したか

自身の健康状態をチェックするためにも、便の状態を把握しておくことは大事

いい便(一般的には、バナナ様といわれてますね


では、ここで考えてもらいたいのですが、この「食べる」と「出す」の間にあるもう一つ重要な行為って何だと思いますか


それは・・・
かむこと

しかし、かむということは、私たち歯科医師がどんなに大切さを訴えても、極めて日常的な行為のために軽視されているのが現状です

元神奈川歯科大学幸寿の齋藤 滋先生によると
卑弥呼の弥生時代と比べると、現代人の咀嚼回数は 1/6 食事時間は 1/5

食事1口当たりの平均咀嚼回数は 10.5回だそうです

では、かまなくなったことで起こっていることは・・・
日本歯科大学新潟生命歯学部がサルで行った実験だと
人参やリンゴなど栄養バランスを考えた餌を 片方にはそのまま もう片方にはミキサーでドロドロにして与え続けると・・・
1年半後には・・・
ミキサー食のほうは、歯石がついて歯肉から出血するひどい歯周病の状態

もう片方はというと、歯も歯肉も至って健康

よく噛むと唾液がしっかりでて、歯や歯肉を守ってくれるんですね~

これが、子供たちにも起こっています

給食は栄養がとれて、残さず早くたべられることを重視して、軟らかい食事が多いとのこと

子供たちの歯肉炎が増えないようにしないとですね

これは、2009年の日本アンチエイジング歯科学会での写真

この赤いジャケットをきた方おいくつだと思いますか


このとき102歳



福岡市の知的障害児通園施設「しいのみ学園」園長、曻地 三郎さん
小さい時は、虚弱体質だったそうですが、お母さんに1口30回噛みなさいと言われて
100年間


お若いですね~

かむことは、生きること


Posted by はいしゃのえみちゃん at 17:36│Comments(0)
│アンチエイジング
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