今日は、矯正治療について・・・
子供の時に矯正するのと、大人になって矯正するのとどちらがいいですか??と聞かれることがよくあります
また、他の歯医者さんでは様子をみましょうと言われましたが大丈夫ですか??と来られる患者様もいらっしゃいます
今日は、小児矯正と成人矯正のメリット・デメリットについてお話ししますね
小児矯正とは、まだ乳歯が残っている時期の矯正治療になります
最大のメリットは、残っている成長力を味方にして、理想的な骨格に導くことができる点
その他にも・・・
歯並びに問題のある癖を治すトレーニングが成功しやすい
将来歯を抜かなくてよい可能性が拡がる
キレイになった歯並びが安定しやすい
料金が安い
では、小児矯正のデメリットは・・・
治療期間が長い(成長をみながらになるので、だいたい小学校入学から卒業まで)
ご家族の協力が必要(装置の取り扱いなど、家族みんなで治すという意識が必要です!!)
一方、成人矯正とは、全て大人の歯に生え変わっている場合の矯正治療
したがって成人矯正といいながらも、早い子は中学生ぐらいから始まります
ここで重要なのは、骨格がほとんど出来上がっていること
つまり、成人矯正とは、出来上がった骨格に合わせて歯を並べていく治療ということなんです
この点が骨格にアプローチする小児矯正と、成人矯正の大きな違いになります
成人矯正のメリットは・・・
治療期間が小児矯正に比べて短い(約2~3年)
成人矯正のデメリットは・・・
歯を抜かないといけない症例が多い
歯並びに問題のある癖を治すトレーニングが成功しにくい(長年無意識で行ってきた癖を治すには本人の強い意志が必要)
きちんと治ったとしても後戻りしやすいため、保定装置を長期間使用する必要がある
料金が高い
私自身は、20代後半になって矯正治療をしました・・・
もし、子供の時に矯正をしていたら歯を抜かなくてもよかったかも・・・
ちなみに親知らずもいれて8本抜いて矯正をしました・・・
やはり、子供の時に、それも早い時期に矯正をすることをお勧めします
初回の相談は無料なので、歯並びのチェックにはお気軽に来てください
熊本の子供たちがキレイな歯並びで健やかに育つことを願っています