噛める子に育てましょう

はいしゃのえみちゃん

2011年02月02日 10:47

みなさん、こんにちは~



今日は、小さい子供さんがいるお母様へ・・・


子供の噛む力の成長について



赤ちゃんは母乳を飲むときに、をはじめとしてほっぺたくちびるなど口の周りの筋肉をしっかりつかって飲んでいます。



飲みおわった時にはうっすら汗をかいていることもあるので、全身を使って母乳を飲んでいるといってもいいほど



したがって、この時期にしっかり母乳を飲むことは口の周りの筋トレをしていることになります。



それ以降の噛む力を養うのにとっても重要な時期ですね。



しかし、母乳での育児ができない方でもご安心を



今は、母乳を飲むときに近い口の動きをするように工夫された哺乳瓶の乳首もきちんとあるので、そういったものを必ず選びましょう



さて、授乳期にしっかり口の周りの筋肉をつけてあげることができたら、離乳期を経て普通食へ



子供たちの食べる力の発達にはとても個人差があります



例えば、リンゴの丸かじりは1歳半からできる子もいれば、3歳半にならないとできない子もいます。



なので、その子の成長を見ながら進めていくことが大事です



無理やり固いものを食べさせても顎は強くなりませんし、かえって丸のみを覚えてしまうので要注意です



また、奥歯が生えそろうまでは、食べにくいものがあります



お肉や生野菜、ウインナーやかまぼこなどは、繊維で噛みにくく、噛んでもまとまりにくいため食べにくいのです。



嫌いなのかな?と思う前に、食材や調理方法を工夫してみてください




生野菜は小さく切りすぎても噛めないので、適当な大きさに切ったものをポテトサラダなどにいれてあげるとぐんとたべやすくなります。



味物質は唾液にとけることで味として感じます



しっかり噛んで味わって食事を楽しみましょ~



そうそう、お食事中にくちゃくちゃ音をたてて食べる子やよく口からこぼす子はお口の訓練をしないといけません




このことについてはまたの機会に~




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