足指と歯の関係って?
足指を伸ばし正しい姿勢を保つことで、噛み合わせを含む全身のゆがみを直す理論「ひろのばメソッド」の講習会、今回もたくさん学んできました
ふだん何気なくやっているけれど、私たちは二本の足で立ち歩くという、実はとても複雑なことをしながら暮らしています。
そしてその土台となるのが足です。
ちょっと想像してみて下さい。
あなたが逆立ちをするとします。
床についた手の指が伸びて広がっているのと、指が曲がって閉じた状態と、果たしてどちらがバランスをとりやすいでしょうか?
やっぱり、指まで広げてしっかり使わないと安定しませんよね?
本当の意味で足にちゃんと合った靴を履かないと、この大事な足指は様々な要因で変形していきます。
「外反母趾」などはよく聞きますよね
これにより無意識のうちにバランスがとりづらくなっていきます。
土台である足がゆがんでいると、上にのる体の骨や筋肉は、これまた無意識に、どうにか釣り合いを取ろうと無理をします。
これが骨格のゆがみを生み、腰、肩などの痛みを起こす他、噛み合わせさえもずれさせてしまうのです
歯医者さんで「足育(そくいく)」なんて言葉が叫ばれるようになったのはまさにこのため。
足指を広げ伸ばすことで、全身の姿勢と共にあごの位置も正され、せっかく矯正した歯並びが後戻りするのを防いだり、顎関節症など様々な症状の予防、改善につながるのです
1日10分「ひろのば体操」の指導をはじめ、サイズだけじゃない正しい靴の選びかたなど、当院でお話しできることはたくさん。
ご相談は随時受付中です
歯科治療を入り口として、総合的な健康づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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